6月の全日本社会人予選で負けて以降、もっと試合経験を積みたいと思い、エントリー可能な大会があれば積極的に出ようと考えていました。
しかし、長引く緊急事態宣言の影響もあり夏以降にエントリーを予定していた大会のいくつかが中止に。
ローカル大会ツアーも結局計画倒れとなってしまいました。
大会が全く無かったわけではないですが、「あえてこの状況で無理に出ることもないか」と自分のテンションが下がってしまったのが一番大きい要因かもしれません。
一番難しいのは、気持ちを切らさず持ち続けることですね。
感染者数にも少し落ち着きが見られ始めた頃から、改めて近場で開催される大会を探してはエントリーを再開。
11月下旬には川口市で行われた佐藤杯に参戦しました。
会場は、川口市の青木町公園テニスコート。
私の記憶が確かなら、ここに来るのは20年振りくらい。
若い頃、川口市役所の実業団選手にボコボコにされた記憶が今も脳裏に焼き付いています。
この佐藤杯は、埼玉県川口市で開催されているいわゆる市民大会ですが、成年・シニアの部はオープンエントリーとして市外の選手にも参加を認めています。
参加者の顔ぶれを見ると、毎度お馴染みの上手い人たちばかり。
私は今回が初めての参加でしたが、聞けば今年の成年の部は例年以上にエントリー数も多く、出場者のレベルも高いそうです。
それこそ、コロナ禍でエントリーできる大会が減った影響か、埼玉のローカル大会にも関わらず、都内や他県からも多くの選手が参加しています。
第2シードのブロックに入ったため、自分たちの出番まではゆっくり試合観戦。
ハイレベルな試合を見て、萎縮することしきり。
いやいや、それを克服するために試合に出てるんだった!
まずは場慣れしなきゃ。
自分よりも上のクラスで勝っている諸先輩方の言葉に共通するのは「出続けなきゃ勝てない」ということ。
どんなに実績があったり、上手い選手であっても、たまにポッと出て勝てるほど甘いものではありません。
逆に言えば、私みたいな下手くそだって、諦めずに試合に出続けていれば、いつかはチャンスもあるはず!
なんでもかんでもコロナのせいにするのは良くないですが、この一年で着実に増えた体重。
テニスの技術もさることながら、日常的に運動する習慣が足りません。
いつも出足が悪く、自分たちのペースを掴む前にあっさり負けてしまうことも多いのですが、この日はまずまずの立ち上がり。
大事な予選リーグ初戦をなんとか勝ち切ります。
来須さんとのペアも回数を重ねるごとに、お互いのプレーがうまく噛み合う場面も増えてきました。
まだまだムラは多いですが、少なからず手応えは感じています。
なかなかペア練習する機会もないので、常にぶっつけ本番で試している感じではありますが・・・(笑)
この日は、尻上がりに調子を上げ、続く試合では第2シードを撃破!!
相手は埼玉県のマスターズ代表選手でしたので、我ながらミラクルな結果にビックリ!
ほんと、たまにはいいことあるもんです。
慣れない決勝トーナメント進出で浮足立って、準々決勝はワンサイドゲーム。
とはいえ、このメンツで予選リーグを抜けてのベスト8は、今の自分たちからすれば上出来です。
しっかり爪痕を残してきました(笑)
大会結果 | 佐藤杯争奪大会
川口市ソフトテニス連盟 > 大会結果 > 2021年度大会記録
予選突破が目標でしたが、勝ったら勝ったで欲が出るもので。
いきなり飛躍はできませんが、地道にコツコツと練習を積みながら、ちょっとずつでも上を目指したいと思います。
川口市ソフトテニス連盟
過去記事:全国大会への切符
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