一般社団法人 Well Trade Project W.A.K.A。
通称プロワカが主催する小学生大会が、今年も開催されました。
私自身も、プロワカの広報担当理事として携わらせていただいているため、大会前から何かと準備に追われていました。
今回が第2回目となるSOFTTENNIS CLUB CHAMPIONSHIP。
第1回は昨年の夏に開催。
過去記事:「ソフトテニスからみんなの笑顔へ」 WAKAプロジェクト小学生大会!
sofumeshi.com/2020/08/project-waka_softtennis-club-championship/(新しいタブで開く)
このときもコロナで大会機会を失った子どもたちに、輝ける場を提供したいという想いからスタートし、多くの賛同者を得て大会を無事に開催することができました。
コロナが終息していれば、エントリーチームを全国から広く募って開催するという方向性もあったのですが、今回は叶わず。
開催地の神奈川県内のジュニアクラブのみでの開催となりました。
会場は平塚市立軟式庭球場。
(通称:田村コート)
運営スタッフは、プロワカのメンバーを中心に、共催の横浜ソフトテニス協会のみなさま、さらには有志で集まったソフトテニス友達のみなさん。
早朝から会場の設営や、運営準備に大忙しです。
毎度思いますが、こんなの好きじゃなきゃやってられません(笑)
子どもたちの笑顔のためはもちろんですが、その前にやっている大人たちが楽しまないと。
そんなソフトテニス大好きな大人たちが、ソフトテニス大好きな子どもたちのために開催する大会。
参加する選手、保護者の方々にもぜひとも目一杯楽しんでいただけたらと思います!
土日の2日間に渡る大会は、初日を予選リーグ、2日目は決勝トーナメントで進行します。
真剣勝負の緊張感を味わってもらいたい一方で、参加する選手たちには一つでも多く試合を経験してもらいたい。
なので、1・2位トーナメント、3・4位トーナメント、5・6・7位トーナメントと用意して、たとえ予選リーグで負けたとしても2日目はそれぞれの試合に続きます。
ちなみにこの大会は、男女の種別分けはありません。
体格差の少ない小学生ならではともいえますが、ダイバーシティの今の時代にマッチした新しい方式です。
各チームは、男子ペア、女子ペア、ミックスダブルスペア、いずれでオーダーを組んでも構いません。
まさにクラブの総合力が問われるところ。
小学生の全国レベルの団体戦というと、現在は県選抜チームによるものが中心です。
こうしたジュニアクラブのチャンピオンを決める大会として、このクラブチャンピオンシップをさらに大きく広げていけたら面白いと、個人的にはそう思っています。
やはり、選手と応援が心を一つにして戦う団体戦は面白い!
これこそチームスポーツ、ソフトテニスの醍醐味でありアイデンティティだと思います。
今回、新たな試みとして「ウィッシュの部」を設けました。
これは、障がいのある子たちを対象に、テニスコートで一緒に遊ぼうという取り組みです。
勝ち負けを競うだけがスポーツではないはず。
親御さんも一緒にコートに入って、ラケットとボールを使ってみんなで体を動かしました。
こうした光景がごく自然なものとして、全国のテニスコートに溢れていけばいいと思います。
初めてラケットを握った子たちがほとんだったので、ちゃんと楽しんでもらえたかな?
またみんなで一緒にテニスしましょう!
大会2日目にはライブ配信ブースを設置。
決勝戦の模様をYouTubeでライブ配信しました。
ブースの前を通る子どもたちは興味津々。
「これってYouTube出るの?」
「ライブ配信は決勝戦のみだけど、ベスト8以上は大会後に録画配信するので頑張ってね」
子どもたちにとっては、テレビに出るのと同じくらい、いやもしかしたらそれ以上にYouTubeに出ることが嬉しいらしいです。
私たちも目標にしてもらえるように頑張ります!
それにしても、みんないい顔してます。
普段の練習の成果を発揮できたり、できなかったり。
勝って笑うのも、負けて悔しがるのも、すべてが貴重な経験です。
コロナで大会機会が限られる今だからこそ、改めてこうした試合の場があることの大切さを痛感します。
そしていよいよ決勝戦。
前回につづき連覇を狙う藤沢ジュニアAチーム。
対するは横須賀ドリームAチーム。
出場全26チームのなかから勝ち上がった同士。
どちらも実力あるチームです。
好カードで注目の決勝戦。
おや?
こんなとこにいるのは、川崎ジュニアの荒川君じゃないですか!?
川崎ジュニアは今回参加していませんが、取材班として参加してくるとはなかなか見どころあるね。
そんな注目の決勝戦。
最後は団体戦のチャンピオンシップならではの緊張感を味わってもらうため1面展開。
コート脇にも観客を入れて、みんなで観戦します。
ちなみに、陽が傾いてきたためコート変更をしようとしたものの、ライブ配信用の30メートルケーブルが隣のコートまで届かず、少し陰ったなかで試合してもらうことになってしまいました。
両チームのみなさんには申し訳ありませんでした。
大会運営や、ましてやライブ配信となると予期せぬ事態がつきものですが、また一つ勉強になりました。
決勝戦にふさわしいハイレベルな戦い。
大応援団の後押しも受け、まずは藤沢ジュニアが先勝。
つづく2番も勢いに乗った藤沢ジュニアが抑え、見事2連覇達成!!
おめでとうございます!!
優勝した藤沢ジュニアはもちろんですが、参加したすべてのチームが輝いていました。
いい試合を見せてもらいました!
運営側としてもメッチャ大変でしたけど、やって良かった!!
懲りずにまたやるつもりですので、またお会いしましょう!
次はコロナを気にせず、デッカくやりたいですね。
ね、みなさん!
ひとまず、お疲れさまでした!
大会結果 | The 2nd SOFTTENNIS CLUB CHAMPIONSHIP
一般社団法人Well Trade Project W.A.K.Aホームページ
https://welltrade-project-waka.com/
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