1年の延期を経て、東京2020オリンピックが開幕しました。
コロナ感染再拡大のなかでの開催については、賛否両論あるのも当然です。
緊急事態宣言下でスポーツの意義そのものが問われる状況。
世界中の多くの方々に、改めてスポーツの価値を再認識してもらえるような五輪大会になればと願うばかりです。
トップアスリートたちが繰り広げる戦いは、人々に熱狂や感動を与えます。
しかし、スポーツの価値はそれだけではありません。
より多くの人が日常的にスポーツに親しみ、健康維持や、レクリエーションとしての楽しみ、生き甲斐など、さまざまな恩恵を享受できる環境がどんどん整っていってほしいと思います。
つい大きな大会に目が行きがちですが、裾野の広いソフトテニス競技では意外と知られていないだけで、各地域でオープン参加可能なローカル大会が開催されています。
私自身、今年は全日本社会人への出場権を逃したこともあり、その代わりというわけではありませんが、先月から勝手にローカル大会ツアーを続けています。
なるべく積極的に試合に出て、経験値を高めることを目指しています。
この日は千葉県にある流山市総合運動公園テニスコートへ。
流山市オープンソフトテニス大会。
「40歳以上の部」から上のクラスが土曜に開催。
翌日には高校生以上が対象となる「一般の部」が行われました。
感染症対策に気を配りながらの大会運営は楽ではありませんが、最近では少なからず「新しい大会様式」が定着してきたように思います。
安全、安心の大会運営に尽力いただいている連盟関係者の皆さまに感謝です。
ローカル大会なのに、みんな結構きちっとゼッケン付けているなぁ。
シニアやママさんの文化みたいなもんなのかなぁ。
などと思いながら、よくよく周りを見渡すと・・・
「あれれ??」
私以外はみんなゼッケン付けているじゃないですかっ!?
慌てて本部に行き、ゼッケン持ってきてないことを告げると、ちゃんとお手製のゼッケンを用意してくれました。
あぶない、あぶない。
夏真っ盛りの大会。
今回エントリーした男子2部(40歳以上)では、全13ペアを4つに分けた予選リーグに始まり、各1位抜けペアによる準決勝、決勝。
最低2試合、最大4試合なので、真夏の大会としてはほどよい試合数です。
コロナ対策以外にも大事なのが、熱中症対策。
本部からキンキンに凍ったアクエリアスが支給。
嬉しい!!
炎天下でプレーするのに、この配慮はとても有難いです。
試合進行順で、私たちの試合は10試合目。
日陰で涼みながら、他の試合を観戦しつつゆっくり出番を待ちます。
無論、アクエリは息子の手に・・・。
お昼を回る頃にやっと自分たちの試合が開始。
待ちくたびれました!
さあ、コートで暴れるぞぉ!!
幸先良く1ゲーム目を先取するも、そこから2人の単発ミスが続き、なかなか展開を作れず。
終わってみれば、ゲームカウント1-④で完敗。
途中、レシーブも相手前衛にことごとくポーチされて意気消沈しましたが、試合後に年齢を聞いたらなんと52歳とのことでビックリ!!
50歳超えてもあんなに動けるのか・・・。
やはり、自分はまだまだヒヨッコです。
精進せねば。
ちなみに、今回私たちペアの写真を撮ってくれたのが流山クラブの余頃さん。
草加若葉会所属で埼玉県の大会ではいつもお会いしていますが、お住まいが流山とのことでこちらでも活動されているそうです。
良い写真をありがとうございます!
リーグ抜けの可能性がほぼ消滅した状態で2戦目へ。
しかも相手は同じ成年世代で実績のある強ペア。
思い切りぶつかるのみです。
いまは自分たちのスタイルも手探り中なので、ペアの来須さんと前衛サイド・後衛サイドを入れ替えてみたり、雁行陣と並行陣をポイントごとに織り交ぜてみたり試行錯誤。
最近こっそり練習しているカットサーブも、いくらか精度が上がってきました。
大会に出ると、がっぷり四つでは敵わない格上相手がほとんどなので、あまり型にはまらないプレースタイルを模索しています。
自分のなかではダブルフォワードではなく、あくまで「フリーポジション」。
後ろで我慢強くラリーしたり、チャンスで前に詰めたり。
出来る、出来ないは置いといて、この歳で色々新しいことに挑戦するのは楽しいです。
プレッシャーから解放されたからか、手も足も出なかった1試合目と打って変わって、2試合目は自分でも驚くぐらいに狙ったプレーが決まりだし、試合の主導権を握ります。
人間、開き直ると強いですね(笑)
ここまできたら勝つしかない!
終始強気のプレーで、第2シードを相手に④-2でまさかの勝利。
「思い通り」というよりも、想像以上のプレーの出来に自分でビックリ!!
ちなみに、これは抜かれたシーンではなく、マッチポイントで華麗なウォッチを決めた瞬間です(笑)
1試合目に1ゲームしか取れなかったので、三つ巴のリーグ2位で箱抜けはならず。
それでも、今後に向けてわずかばかりの自信と手応えを得ることができました。
また、次に繋げたいと思います。
決勝戦はレベルがまた違いましたが、「もっと勝ち上がって強い相手と戦ってみたい」という気持ちが湧いてきました。
たかだか予選リーグ1勝しただけですが、勝つことでまた欲が出てくるものです。
長年染み付いた負け癖を払拭して、さらに上を目指せるよう頑張ります。
8月以降もチャンスを見つけて、ローカル大会ツアーを続けていきたいと思います。
成年の大会を中心に、神奈川、東京、埼玉、千葉あたりであちこちの大会に顔を出せればと考えていますので、どうぞよろしくお願いします!
次こそは、上位入賞を目指して。
暑さに負けず練習、練習!!
流山市ソフトテニス連盟
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