ソフトテニスは年中無休ではありますが、私のような一般人の市民プレイヤーにとって楽しみな季節といえば春と秋。
競技者の裾野が広いソフトテニスにおいては、全国津々浦々で市民大会や草トーナメントが開催されますが、多くの市区町村においてその時期はだいたい春季と秋季だったりします。
私の住む川崎市も御多分に洩れず。
秋は市民大会のシーズンです。
しかも秋は個人戦だけでなく、「川崎市チーム対抗」という団体戦も開催されます。
「ソフトテニスは個人競技ではなくチームスポーツ」が持論の私からすれば、やはり何より盛り上がるのが団体戦。
応援するにしろ、自分が出るにしろ、自然とテンションが上がります。
試合会場は普段練習しているホームコート「等々力テニスコート」
川崎市の大会に参加させていただいているのはここ2、3年ですが、毎度市民大会の会場に来るたびに、市内でもこれだけ多くの人がソフトテニスをしているんだなとしみじみ思います。
ハイレベルな県の大会や全国大会も面白いですが、草の根で競技を下支えしているのは間違いなくこうした市民プレイヤーの存在です。
中高生に人気のソフトテニスだからこそ、大人になっても趣味で長く競技を続けられる環境が一層充実していけばと願っています。
私が主催する武蔵小杉ソフトテニス練習会も、一昨年からこのチーム対抗に参戦しています。
昨年は都合がつかずエントリーを見送りましたが、いつのまにか参加チームも増えて4部から5部制に。
前回出ていないので自動降格(笑)で、今年は4部昇格を目指します!
初参戦した一昨年は惨敗でしたが、今年こそは。
過去記事:初陣!!川崎市チーム対抗ソフトテニス大会
どのクラブにも上手い人の一人や二人いるもので、市民大会だからといってそうそう簡単に勝てるものでもありません。
でも、いきなり負けるかも知れないし、もしかしたら上位入賞できるかも、という「やってみないと分からない感」こそ市民大会の醍醐味。
試合前の元気な面々。
この元気をキープして、1日頑張りましょう!
リーグ戦とはいえ、昇格のためには1試合も落とせません。
今回はチーム事情で後衛が2人、前衛4人での編成。
出し惜しみは無しで、1番に大将を送り込み先制を狙います。
初戦の硬さもあってか惜敗。
それでも、つづく2番では前衛同士の急造ペアが善戦します。
予想外(?)の完勝できっちり3番へ回します。
初戦からいきなり3番勝負。
「よっしゃぁ!!ここは全シャカ帰りの俺に任せろ!」
過去記事:令和元年度 全日本社会人ソフトテニス選手権大会(選手編)
前週に全国大会で1勝をもぎ取った自信を胸に、大事な3番勝負に臨んだものの呆気なく敗退・・・。
ゴメンなさいっ!!
初戦を1-②で落とし、早くもリーグ敗退が濃厚。
朝の気合いとは裏腹に、意気消沈。。
ちなみにこれは、いじけてスマホをいじっているわけではなく、完全防備で日焼け対策して次の試合に備えているところです。
それというのも、ソフオンチャンネルの「教えて高橋先生」で、日焼けが疲労度合いに大きく影響するという話を聞いたから。
ソフトテニス・オンラインChannel 注目動画
高橋先生は超肌ケア派!しかしなぺさんは・・?/教えて高橋先生(清明学園)
すぐに感化される私。
はい。
良いと思ったものは即取り入れてみます。
試合進行の関係上、次の出番まではしばらく時間が空くようなので、会場内をぶらぶら。
当練習会にもこれまで多くの方にご参加いただき、お陰さまでだいぶお知り合いが増えました。
普段よく一緒に練習するみなさんも、それぞれ自身の所属チームからエントリーしていて、自分たちの試合だけでなく応援の楽しみも増えました。
お昼を過ぎて回ってきた第2試合。
時間が空いてくれたお陰で、この日遅れて参加のエースが間に合いました!
この力強く、安定感抜群のスイング。
練習会にも積極的にご参加いただいている木虎さん。
高校時代は東京の名門駒大高校で関東大会優勝(木虎・秋元ペア)も果たし、その後学連でも活躍されていたので同世代の方であればご存知の人も多いはず。
仕事で出られるか分からないという本人を、私が「じゃあ、補欠として登録しておくので来られたら来てください」とゴリ押しでお願いしてました(笑)
午前中の仕事を済ませて会場に駆けつけてくれたので、私は早々にベンチに引っ込み、あとはチームメイトたちへ託します。
この第2戦を③-0で勝利すれば、三つ巴でリーグ抜けの可能性がわずかに残ります。
まさに背水の陣。
相手チームは初戦を快勝しているだけに苦戦は必死ですが、こちらもわずかな望みに賭けて食らいつきます。
1番は完成度の高いダブルフォワードペアを相手にいい勝負しましたが、残念ながら一歩及ばず。
この時点でリーグ抜けの可能性はほぼ絶たれますが、ここはエースに一矢報いてもらいましょう。
上手い人の試合を間近で見るだけでも、迫力があって楽しいものです。
ズバぁぁぁーン!!
市民大会に秘密兵器を投入するのは反則かな、と思えるくらい凄いボールを繰り出していましたが、ところが驚くべきはその相手のほうでした!
ん?
なんだ!?この木虎さんとまともにやり合う若者は??
聞けば、学連あがりたてホヤホヤだそうで、それこそ市民大会の場でインカレみたいなレベルの試合を繰り広げていました。
そもそもダブルスなので個人の力量だけで決まるものでもありません。
練習量、試合勘、ペアワーク、さまざまな要因が影響するものです。
私も長年やっているので上には上がいる世界とは知りながらも、予想外の完敗に驚きを隠せません。
本当にやってみないと分からないものです。
でも、だからこそ面白い!
最後の3番も奮闘しましたが破れ、チームとしても0-③で敗退。
今年も勝てず、昇格はまた来年に持ち越しです。
市民大会の、しかも5部でこのレベルだと一体どうやって勝てば・・・なんてふと思いながらも、長くやっていれば勝ったり負けたりと色々あるもの。
勝っても負けても楽しい市民大会。
でもやっぱり勝ちたい市民大会(笑)
このあと個人戦も控えていますので、次こそはムサコ旋風を巻き起こせるようにまた頑張りましょう!
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