観戦

中3の夏

ソフトテニス,中体連,中学都大会

今年は記録的な日照不足だそうで、例年の梅雨に比べても曇天続きの7月といえます。

そんなスッキリしない天気も終わりが近づき、もう夏本番は目の前です。

外部コーチとしてお手伝いしている中学校もすでに夏休みに突入。

先月の区大会は応援に行けなかったのですが、都大会出場が決まったと聞いてビックリ。

3年生がたったの2人。

人数の多い2年生も、まだまだ初心者を抜け出せていない子たちばかり。

今年はさすがに無理だろうと思っていたら、なんと団体戦で区大会を7位通過!

都大会の出場枠ってそんなに多かったかな?と不思議に思いましたが、同じ地区にはあの清明学園中もいるので推薦枠もあってのことかと。

昨秋の東京都新人戦を優勝して、この夏の都大会でも不動の第1シードに座る清明学園。

去年は団体戦では初となる全国優勝を果たし、今年は夏の全中2連覇にも期待がかかります。

中学生の夏の大会は、6月の地区予選を皮切りに、7月下旬には都大会、8月上旬に関東大会、そして8月の全国大会と立て続けに行われます。

ちなみに今年の全中は8月20日から22日の日程で京都にて開催されます。

せっかくの都大会出場だし、3年生にとっては中学最後の晴れ舞台。

これは直接見に行かなければと、平日開催ではありますが仕事を調整して応援へ。

ソフトテニス,中学都大会,小金井公園テニスコート
東京都中学校総合体育大会,東京都中学校ソフトテニス選手権大会,小金井公園テニスコート

都大会といえば有明テニスの森のイメージでしたが、男女とも団体個人の1日目はそれぞれ都内各会場での分散開催。

オリンピックに向けた改修工事で有明が使えないため、今年東京で開催される大会はどのカテゴリーも会場確保が大変です。

ソフトテニス,中体連,中学都大会,小金井公園テニスコート
ソフトテニス,中体連,中学都大会,小金井公園テニスコート

小金井会場に着くと、コートから聞こえる元気な声と、色とりどりのチームウェアに身を包んだ選手たちの姿。

私の時代のウェアは、原則「真っ白けっけ」だったので、今の子たちが羨ましいです。

過去記事:名門!桜田中テニス部

なにしろ区7位での出場なので、普通にいけば勝ち目はありません。

「大事なのは勝ち負けだけじゃない」

そう思いながらも、せっかくなら勝ってほしい、なんとか勝たせてあげたいと思うのがコーチの心情。

直前対策で付け焼き刃ではありますが、練習の成果を信じて都大会での1勝を目指します。

そんな我がチームにとっては幸か不幸か、抽選による組み合わせの結果シードとなり2回戦からの登場。

上位進出を狙う強豪校ならいざ知らず、1回戦を勝ち上がった学校といきなり当たるなんて・・・。

不利は明らかです(泣)

試合直前にあれこれ言っても混乱させるだけなので、私からは「思いっきりいこう!」とだけ伝えてコートへ送り出します。

ソフトテニス,中体連,中学都大会,小金井公園テニスコート

健闘むなしく結果は完敗でした。

それでも、人数の少ないなか最後まで辞めずに部活を頑張った3年生には、心からねぎらいの言葉を送りたいと思います。

そして2年生はここからが本番。

また来年この舞台にあがって活躍できるよう、今から頑張ろう!

令和元年度(2019) 東京都中学校総合体育大会(東京都中学校ソフトテニス選手権) 試合結果

東京都中体連ソフトテニス部 > 都大会・新人大会

https://sites.google.com/view/tokyo-ctr-softtennis/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
ソフトテニス,中体連,中学都大会,小金井公園テニスコート

思い起こせば、私も中3の都大会で負けた悔しさが、その後ソフトテニスを続ける大きなきっかけになりました。

関東大会出場を目標とする強い中学だったものの、今考えてみると当時はそこまで真剣に「勝ちたい」と思ってやっていなかったのかも知れません。

部活は好きで楽しくやっていましたが、そこまでの努力をしたかといえば圧倒的に練習量も意識も足りませんでした。

都大会で負けたときに初めて「これで終わりたくない」という気持ちが湧いてきて、チームメイトの前で大泣きしたのを今でも覚えています。

父の勧めもあり、もともと高校に入ったら硬式テニスをするつもりだったのですが、そこが転機となり「高校では絶対に関東大会に出たい」と思ってソフトテニスの強い学校を選んで進学しました。

ちなみに高校では運良く関東大会出場を果たしましたが、インターハイに行けなかった悔しさも存分に味わいました(笑)。

その後大学の同好会でも社会人クラブでも、燃え尽きるどころか満足いくほど勝ったことのない私は、「もっと勝ちたい」「まだ終わりたくない」という気持ちを引きずりながら、40歳を超えた今もソフトテニスをしています。

たとえ部活を引退しても、ソフトテニスが終わるわけではありません。

本人が望めば、50代や60代になろうが、いつまでも夢を追いかけ続けることができます。

さあ、ひと区切りついたら次の目標に向かってGO!!

過去記事:一年生大会というスタートライン

過去記事:ソフトテニスに引退はない!!

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