中学生の都道府県対抗全中、高校生のセンバツ。
それに続いて春の全国大会週間の締めくくりとなるのが、この全国小学生大会です。
中学、高校の各カテゴリーと同様に、春の小学生日本一の座をかけて、全国から予選を勝ち抜いた小学生たちがここ白子に集います。
小学生の大会では選手たちと引率の監督やコーチはもちろん、親御さんたちも大勢応援に駆けつけるため、他のカテゴリーと比較してもギャラリーも多く、この日も白子は大賑わいです。
日本ソフトテニス連盟のマスコットキャラクター、「そふてぃー」も大忙しです!
中学、高校でも春と夏にそれぞれ全国大会があるように、小学生のカテゴリーも春と夏の年2回大きな大会があり、春は毎年3月末にこの白子で開催されます。
一方の「夏の全小」、全日本小学生選手権大会は今年は7月26〜29日の日程で愛媛県今治市にて開催されます。
この春の全国小学生大会では、4月からの新6年生を対象にした「6年生の部」はシングルス、「5年生の部」と「4年生以下の部」はダブルスで実施されます。
全国各都道府県の予選を勝ち抜いた、シングルスは男女各2名以内、ダブルスは4ペア以内が本大会に出場しています。
競技は2日間に渡って開催され、1日目の予選リーグの順位に応じて2日目には順位決定トーナメントが行われます。
我が子の活躍を楽しみにしている親御さんたちと、チームメイトを応援する元気のよい子供たちで埋め尽くされたスタンドは熱気ムンムンです。
私も知り合いのお子さんの応援ですら力が入ってしまうくらいですから、これが我が子や孫の応援ともなれば、出場している選手たちよりもそれを見守る親のほうが必死になってしまうのもまったく不思議ではありません。
コートを元気いっぱいに駆け回る子供たちの姿に、敵味方を問わず応援したくなります。
試合の合間には気になるブースをチラリ。
大会限定のウェアやグッズを取り揃えたメーカーブースや、千葉県名物の落花生を販売するテントも白子ではお馴染みです。
なんと!
全国小学生ソフトテニス大会クッキー!?
これはソフトテニス友達へのお土産として、最適このうえありません。
今回、どうしても覗いてみたいブースがありました。
Facebook友達としては日頃よくその活動を拝見していた、「テニっ子」ブランドを展開されている間庭さん。
間庭さん自身が企画販売されているテニっ子Tシャツは、ジュニアやその親御さんのハートを鷲掴みするような、ユニークかつキャッチーな商品ばかりです。
間庭さんはジュニアや中学生を中心にソフトテニスの講習会も開催されており、その指導法が注目されていまや全国のチームから講習の依頼で引っ張りだこです。
テニスが楽しい、大好き。
だからもっと練習してうまくなりたい!
こうした好循環を作りだしている指導者だと思います。
上から目線で「教える」のではなく、子供たちと同じ目線に立って一緒に楽しさを伝えながら、本人たちに「気づき」と「やる気」を与える。
そんな指導の様子がFacebookを通しても伝わってきます。
もちろんただ楽しいだけでなく、間庭さんの教え子が全国区で活躍されていたりと実績も折紙つき。
今回、白子にブース出店されているというのを聞いていましたので、これはご挨拶のチャンスとブースに押しかけました。
噂の「ぶっちゅ」
いただきました!!
全国のちびっこたち!
練習で気の抜けたプレーをしていたら、間庭さんに「ぶっちゅ」されるのでご用心。
間庭さん、ありがとうございました!
今度は講習会にもお邪魔したいと思います。
小学生でも全国のトップレベルともなると、その実力は中学生にも引け劣りません。
お昼が過ぎた頃から、各コートで6年生、5年生、4年生以下、男女それぞれの部の準決勝、決勝と次々進行し、あっちもこっちも見逃せない試合に、思わず目移りしてしまいます。
今回は男子ダブルスでも上位進出したのは平行陣ペアが多い印象を受けました。
小学生ならではの戦術、戦略というのもあって興味深かく見ていました。
個人的に特に印象に残ったのは、女子の6年生シングルス。
ちょうど直前に都道府県全中で女子のシングルスを見て、本当にうまいなぁと感心していました。
やはり小学生も全国の決勝ともなると、驚くくらいハイレベル。
強打やスライスを織り交ぜながら器用にコースを打ち分けたり、ラリーからのドロップなど、正直私も教えてもらいたいくらいです。
勝った選手も、負けた選手も、本当にあっぱれでした!
平成29年度 全国小学生ソフトテニス大会 試合結果
千葉県ソフトテニス連盟 > 小学生
この3月31日の大会をもって、平成29年度の全日程が終了しました。
今年は、小中高の全カテゴリーの全国大会を追っかけたので、ブログの更新が追いつかずでしたが、それぞれの熱戦をこの目で見ることができて、まさにソフトテニス三昧でお腹いっぱいの日々でした。
息つく暇もなく、いよいよ新年度のスタートです。
関連記事:平成30年度 全国小学生ソフトテニス大会
過去記事:平成28年度 全国小学生ソフトテニス大会
平成29年度(2018) 第17回 全国小学生ソフトテニス大会 注目動画
女子シングルス(6年生の部)/決勝
泉屋 初希(千葉県/手賀沼ジュニアクラブ)対 近藤 明日咲(香川県/善通寺JSC)
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