いよいよゴールデンウィーク。
各地でも夏日が記録された快晴の日曜日。
全国各地のテニスコートで各カテゴリーの春季大会が開催され、熱戦が繰り広げられているものと思います。
私はこの日、所属するクラブのホームである所沢の市民大会に参加しました。
社会人でもソフトテニスを好きで続けている人のなかには、市民大会で勝つことを目標にしている人も少なくないと思います。
たかが市民大会、されど市民大会。
これだけ裾野の広いソフトテニスですから、どの市区町村にも、やはり強い人の一人や二人はいるもので、たとえどんなにローカルな大会であっても優勝するのはそう簡単ではありません。
今回の所沢市民大会では、エントリー数の関係もあり、男子はシニア65以下はすべて一般の部というくくりでした。
つまり、40代、50代の選手でも、高校生をはじめとした若い世代と対戦します。
毎日部活で練習している高校生たちが、おじさん、おばさんたちの胸を借りて試合するというのも、市民大会ならではの醍醐味です。
受けて立つおじさん側の私としては、高校生の勢いに負けてなるものかと、もはや球威や俊敏さではかなわない相手に熟練の技で対抗します。
我が所沢テニスクラブ(所沢TC)も、創部当時は10代、20代を中心とした若いクラブでしたので、市民大会ではいつもベスト8を独占してさながら部内戦のような状態だったことも記憶に新しいです。
しかしながら、今やメンバーの多くが40代に差し掛かり、現実はなかなか甘くありません。
私もなんとか予選リーグは抜けたものの、決勝トーナメント初戦であえなく敗退。
3、4試合やるとすぐにヘタッてしまう体力の無さは大きな課題です。。
そんななか、同世代のアラフォーペアが奮起して決勝進出。
準決勝をファイナルで競り勝った時点で、いかにも満身創痍でした。
その顔には勝った喜びよりも、「もう一試合やるのか・・」と憔悴がにじみ出ていました。
なにはともあれ、殊勲の準優勝です。
平成29年度春季所沢市民ソフトテニス大会 試合結果
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[su_spoiler title=”一般男子の部(決勝トーナメント)” style=”fancy”]
2017年4月30日開催
北野総合運動場
一般男子/エントリー47ペア
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一般男子の部/優勝
室岡・星本ペア(所沢ペアート)
今回優勝した室岡・星本ペアは、先日行われた関東オープン一般男子2部でも見事優勝しています。
東京都ソフトテニス連盟 > 平成29年度 関東オープン結果
http://www.soft-tennis.com/tokyo/archives/000304.html
所沢市内のクラブのペアが同大会で優勝するのは、実に20年前に所沢TCのペアが2連覇して以来のことだそうです。
若手が台頭してくることで、市のソフトテニス連盟にも活気が出ます。
最近、自身で主催している練習会の仲間ともよく話しているのですが、学生時代にソフトテニスに熱中していた人でも、社会人になるとなかなかその機会がないという人が多いと思いますし、それがとてももったいないことだと思います。
プロがないアマチュアスポーツだからこそ、社会人になっても趣味で長く続けるという、そういう下地を少しずつでも広げていければと思います。
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