現在住んでいる武蔵小杉に引っ越してきたのは今から7年ほど前になります。
自宅からすぐそばに多摩川土手があり、休日はよくそのあたりをジョギングしています。
たまに周辺散策のつもりでコースを変えて近所をウロウロすることがあるのですが、ある日ふと地図を見ていると、家から5分くらいのところに「川崎市立橘高校」があることに気づきました。
ソフトテニスマガジンなどでもその名前を目にしていたので、「ふーん。今は神奈川ではこのへんの学校が強いんだ」と、なんとなく認識はしていたのですが、まさか自宅の目と鼻の先にある学校だとは最近まで気がつきませんでした。
そんなことから、ジョギングついでに学校を見に行ってきました。
「おぉ。近所にこんな立派な学校があったとは!」
整備の行き届いた広々としたグラウンドを擁して、テニスコートもきれいなオムニコートが3面ありました。
正門にはソフトテニス部をはじめ、複数の「祝・インターハイ出場」の垂れ幕が並び、部活動に力を入れている学校であることがわかります。
見に行ったときは、ちょうどソフトテニス部が練習しているところでしたので、外から様子を伺っていました。
男女とも県大会で上位進出しているようで、とくに女子は今年、全日本高校選抜にも出場している強豪校です。
高校生たちの元気な声と、ポーン、ポーンという小気味良い音を聞いているだけで清々しい気持ちになります。
ただ、ジョギング姿でチラチラと練習を覗くおじさんの姿は、不審者以外の何物でもなかったことでしょう。
自分が現役のときにはなかなか気がつかないものですが、ひたすらテニスに打ち込める環境があることは、本当に有難いことです。
頑張れ!高校生たち。
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